「乾燥による小じわ」・「乾燥小じわ」をご存じでしょうか?
言葉の意味はわかるけど、普通のシワとどう違うのかはよくわからない…。
でも、最近肌のハリや弾力がなくなってきた気がするし、ダメージが気になる…そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「乾燥小じわ」についてご説明していくとともに、章の最後でおすすめのオールインワンのスキンケア用品をご紹介します。よろしければぜひ、ご覧になってみてくださいね。
「乾燥小じわ」は目立たなくできる!
実は乾燥小じわは、臨床試験を行って有効性があると評価されれば「乾燥による小じわを目立たなくする」と謳えることが厚生労働省により認められています。
つまり「乾燥小じわの臨床試験済み」とか「乾燥小じわを目立たなくします」などの表記は、そのスキンケア用品が持つ立派な効果効能というわけです。
「乾燥小じわ」とは?普通のシワとどう違うの?
乾燥小じわ
乾燥小じわがどこにできるかというと、皮膚の中でも「表皮層」という外側の層にできます。外気に当たる薄い膜のような表皮層にできるため、浅く細かいシワになるのが特徴です。
乾燥小じわという名前の通り、主に乾燥が原因となって発生します。皮脂の分泌量が少ない目元や、動きが多い目元にできることが多いです。摩擦や紫外線による影響によっても悪化しやすく、保湿やこまめなスキンケアによって目立ちにくくすることもできます。
真皮じわ
真皮じわは表皮層の奥にある「真皮層」という深い部分にできるシワのことです。シワが真皮層まで到達し、元に戻らないほど陥没してしまった状態を指します。
シワが真皮にまで到達すると、スキンケアではなかなかもとには戻りません。
真皮じわはシワの最終形態とも呼ばれています。
表情じわ
肌の外側からではなく、内側の筋肉組織によって形成されるのが表情じわです。笑ったり、眉間にしわを寄せたりといった表情によって表情筋が隆起し、繰り返しシワが形成されることで定着していきます。長期間に渡り表情じわが形成され続けると、真皮じわへと進行することもあります。
たるみじわ
肌の主成分であるコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌細胞どうしの結合力が失われ、たるみが発生します。たるみの原因は老化や乾燥、紫外線などの影響によるものです。また、食事やストレスなども関係すると言われています。
口元のほうれい線や目の下のたるみなど、顔の中でも特に気になる部分にできるのがたるみじわです。
乾燥小じわは治るの?
結論から申し上げますと、乾燥小じわは治るわけではありません。あくまでも「うるおいによって目立たなくなる」ということが効果効能であり、改善や予防とは異なります。
ではどうやって乾燥小じわを目立たなくするかというと、保湿が重要となります。乾燥小じわは文字通り乾燥が原因で引き起こされるので、こまめにうるおいを与えることでシワが目立たなくなります。
また、うるおいそのものは肌のバリア機能を高める上でとても重要です。うるおいの足りない肌は紫外線や摩擦などによるダメージを受けやすくなりますし、ターンオーバーの遅れにも繋がります。化粧水や乳液など、基本的なスキンケアによってお肌にうるおいを補給してあげることは、乾燥肌やエイジングケアを気にされている方に限らずおすすめのスキンケアです。
乾燥小じわができやすい箇所は?
乾燥小じわは乾燥しやすい箇所、つまり皮脂量と水分量が少ない箇所にできやすいと言われています。顔で言うと目元や口元ができやすい箇所です。
逆に、皮脂量の多い額やあごなどのTゾーンは、乾燥小じわができにくい箇所になります。
顔の皮膚は身体に比べて薄く、特に目の周りは身体の皮膚の3分の1の厚みしかないとも言われています。ここの水分量や油分を効率的に補うことで、乾燥小じわを目立たなくすることができます。
昔から、「カラスの足跡」・「ちりめんじわ」など、様々な呼び方で呼ばれてきた目元のシワ。年齢が出やすい箇所でもあるので、こまめなスキンケアが大切です。
どんなスキンケア用品でも乾燥小じわは目立たなくできる?
うるおいを与えてくれるものであれば、どんな化粧水や乳液でも小じわが目立たなくできるかというと、そうではありません。
一般的には「乾燥による小じわを目立たなくする」と、商品に表記されているものに関しては、その効能が確認できていると考えられます。
「乾燥による小じわを目立たなくする」という効能を標ぼう(しめすこと)するには、厚生労働省が定めるルールに従って、日本香粧品学会のガイドライン(※)に基づく試験、あるいはそれと同等以上の適切な試験を行い、効果を確認することが必要です。
効能を記載する際にも、ほかのシワ(加齢によるしわや表情じわなど)まで目立たなくさせると勘違いさせる表現は禁止です。また、乾燥小じわが「解消」したり「予防」できるなどの逸脱した表現も禁止されています。
乾燥小じわに関連したスキンケアアイテムを選ぶ際は、ルールに従った臨床試験を行い、適切な表現を用いて販売している製品を選びましょう。
また、成分の浸透しやすさや使用感の違いなどもありますので、ご自身のお肌に合ったものを選ぶことが大切です。
※日本香粧品学会の「化粧品機能評価法ガイドライン」の「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」
乾燥小じわに対するスキンケアの方法は?
乾燥小じわを目立たなくすることができるスキンケア用品には、いろいろな種類があります。そのスキンケア用品の使用法に従って、用法容量を守って使用することが大切です。朝晩のスキンケアに使用するアイテムや、乾燥が気になる時に使用するアイテムなど、状況に応じて使い分けましょう。
また、乾燥を防ぐにはお手入れの丁寧さも重要なポイントです。汚れをしっかり落としたいからといってゴシゴシ洗顔をしてしまうと、お肌に過剰な摩擦や刺激を与えてしまうことにもつながります。お肌にやさしい洗顔料を選び、たっぷりの泡で優しく汚れを落とすようにすることで、お肌の潤いを守りながら汚れを落とすことができます。
内側から補給したい!乾燥小じわ対策に必要な栄養素は?
内側から美肌を目指したいなら、腸の調子を整えることがおすすめです。腸内環境は艶肌をつくる土台となってくれる重要な要素です。腸内環境を整える食べ物としては、食物繊維の多い食品(サツマイモ・豆類・キャベツ・キノコ類・海藻類)や発酵食品(納豆・キムチ・麹・味噌)がおすすめです。腸内で善玉菌を増やしてくれる食べ物を意識して取り入れてみましょう。
さらにおすすめなのは、肌のうるおいバリア機能を支えるセラミドを多く含む食品。こんにゃくなどはセラミドを多く含んでいます。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を含むすじや軟骨、手羽も摂取カロリーに注意しながら取り入れてみると、体内からのうるおいをサポートしてくれます。
また、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEやβカロチンなどの体内でキープしにくい栄養素をこまめに摂取することも大切です。ターンオーバーを整える作用のあるこれらの栄養素は、緑黄色野菜や卵、魚介類、乳製品などに含まれています。レバーは特にビタミンB2、B6が多く含まれているのでおすすめです。
基本的に大切なことは、睡眠をしっかりとってバランスよく食べることです。忙しい毎日ではなかなか難しいかもしれませんが、ビタミンやミネラル、タンパク質など、必要な栄養素を気にしながらたくさんの種類の食品を取るようにしていきましょう。
おすすめの乾燥小じわ対策スキンケア!オールインワン美容液
COCOROオールインワン(旧名称:COCORO化粧美容乳液)は、「化粧品COCOROオールインワン使用による目尻のシワに対する効果」に関する第三者機関での臨床試験において抗シワ効果に有効性ありと評価されました。(※)
また、臨床試験での評価だけではなく、馬プラセンタエキスやフラーレン、幹細胞エキスがたっぷりと配合されたこだわりの基礎化粧品です。しかも、毎日のお手入れに嬉しいオールインワンタイプ。
エイジングケアや保湿、美白が気になる女性におすすめのオールインワン化粧品です。
女性だけでなくメンズコスメとしてもおすすめしています。
※日本臨床試験協会(JACTA)
まとめ:乾燥小じわ対策をスキンケアに取り入れてみては
いかがでしたでしょうか。乾燥小じわは年齢と共に気になってきますよね。ただ、年齢にかかわらず、肌の厚みや体質、生活スタイルによっても出現します。
日々のお手入れの中で、こまめに乾燥小じわを目立たなくするスキンケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
COCOROオールインワン(旧名称:COCORO化粧美容乳液)は、天然由来のラベンターとゼラニウムによる、柑橘系に似た爽やかな香りが特徴。オイル層とエッセンス層を振り混ぜて使用するオールイオンワンタイプのスキンケアアイテムです。ぜひ、あなたのお肌でお試しくださいね。