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美白・シミ予防に効果的な「アルブチン」とはどんな成分?使い方や他の美容成分との違いを徹底解説!

アルブチンを含むクランベリー・マッシュルーム

この記事を書いた人

COCORO代表石井

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COCORO代表 石井理夏(いしいあやか)
*女性ホルモンバランスプランナー®
*サプリメントアドバイザー

自身の女性特有の悩みからCOCORO株式会社を創業し、国産馬プラセンタサプリ「COCOROプラセンタ」を開発。

女性ホルモンバランスプランナー®︎・サプリメントアドバイザーの視点から、女性の美容と健康に役立つ情報を発信している。

最近よく聞く、「アルブチン」という成分。一体何に効く成分なのかよくわからない…。美白やシミ予防に効果的とは聞いたけど、ビタミンCやハイドロキノンとはどう違うのか教えて欲しい …。そんな方に、ぜひお読みいただきたい記事です。

最後に、アルブチンを配合したオールインワン美容液もご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいね。

アルブチンとは?

アルブチンは、モモ、ナシ、クランベリー、サンタベリー、マッシュルーム、ウワウルシなどに含まれる成分で、厚生労働省によって認可された美白成分です。厚生労働省によって認可された美白成分はそれほど多くなく、貴重な美白成分と言うことができます。

これまで美白成分といえばビタミンCが有名でしたが、アルブチンはビタミンCよりも美白効果が高いと言われており、近年注目を浴びています。
アルブチンはこれまでもその高い美白効果が注目を集めて来ましたが、特許の関係で一部の製品にしか使用されてきませんでした。しかし2003年に特許期限を迎えたことにより広く使用されるようになりました。他の美白成分と比較しても、高い美白効果安全性が期待できるおすすめの美白成分です。

アルブチンの美白メカニズム

ターンオーバーのイメージ-メラノサイト・メラニン・シミ
ターンオーバーのイメージ-メラノサイト・メラニン・シミ

シミの原因となる物質は「メラニン」であるということは良く知られていますが、このメラニンはもともとは「アミノ酸」です。ではアミノ酸がどのような過程を経て「メラニン」になるのでしょうか。ここには、紫外線などの外部刺激や、「チロシナーゼ」という物質が関わっています。

メラニンは「メラノサイト」というメラニン製造工場のような細胞で製造されます。メラノサイトは紫外線やストレスによる刺激を受けると、「アミノ酸」と「チロシナーゼ」という材料からメラニンを生成します。

メラニンを生成する仕組みそのものは、お肌を守ろうとするメラノサイトの正常な働きです。

しかし、メラニンが黒い色(褐色)であることから、美容的な観点からは問題があるとされてしまっているわけです。

では、メラノサイトの正常な働きを阻害することなくメラニンを作らせないためにはどのようにすればいいでしょうか。そこで注目されたのが「チロシナーゼ」でした。メラノサイトは「アミノ酸」と「チロシナーゼ」という2つの物質を材料にメラニンを生成するわけですから、そのうちのどちらかに働きかけ、材料を変化させれば、メラニンの生成を抑制できると考えたわけです。

アルブチンは「チロシナーゼ」に働きかけることで、メラニンの生成を抑制する成分です。簡単に言うと、チロシナーゼがアミノ酸と結合してメラニンを生成しようとしても、アルブチンがあることで結合できなくなるような働きをします。

結果としてアルブチンがあることでメラニンが生成されず、シミ予防美白効果が期待できるわけです。

アルブチンのメリット

安全性が高い

アルブチンはポリフェノールの一種であり、本来は植物に含まれている天然の成分です。厚生労働省から認可されている通り安全性が高く、敏感肌の方でも安心してご使用いただけます。

しかし、どんな化粧品でも絶対と言うことはありません。新しい化粧品をご使用になられる際はパッチテストをするなどして、ご自身の肌に合うことを確認してからご使用ください。

効果が認められている

アルブチン厚生労働省からも美白有効成分として効果が認められています

他に厚生労働省に認められている美白成分には、ビタミンC誘導体プラセンタエキストラネキサム酸などがあります。アルブチンは美白成分の代表選手ともいえる成分です。

アルブチンのデメリット

基本的にデメリットはない

アルブチンは安全性が高いうえに厚生労働省からも認められた有効な美白成分です。そのため安心して日々のスキンケアに取り入れていただくことができます。種類や濃度を調べたうえで、お好みの製品をお選びください。

今あるシミが消えるわけではない

アルブチンの美白メカニズムを理解していただければお分かりいただける通り、アルブチンは「これから作られるメラニン(シミ)」に対して効果を発揮します。

すでにあるシミや出来てしまったメラニン色素に対しては、それを破壊したり薄くする効果を持ちません。

日々のお手入れの中で、メラニンを作らせないためのルーティン美容として取り入れていただくのがおすすめです。

アルブチンには種類があるの?α-アルブチンとβ-アルブチンの違い

α-アルブチンとβ-アルブチンの違い
アルブチン配合化粧品のイメージ

アルブチンにはα型β型があります。β型はマッシュルーム及びヒト培養細胞由来のチロシナーゼを阻害します。α型ヒトのチロシナーゼを選択的に、かつβ型の10倍以上強力に阻害すると言われています。

また、β型は厚生労働省の医薬部外品の有効成分として認められている一方で、α型医薬部外品の有効成分としては認められていません。しかしαアルブチンも試験データを見る限り安全性には問題はなく、安心して使用できる物質であると考えられています。

ハイドロキノンとアルブチンとの関係は?副作用はあるの?

アルブチンとよく比較されるのがハイドロキノンです。なぜ比較対象としてよく名前があがるかというと、そもそもアルブチンが、ハイドロキノンの変化したものだからです。

どう変化しているかというと、アルブチンはハイドロキノンにブドウ糖(D-グルコース)が結合したもので、純粋なハイドロキノンよりも刺激が少なく、お肌に優しい性質を持っています。

ハイドロキノンは①メラニンの生成を抑制する作用と、②メラノサイトそのものを減少させる作用の2つを持ち合わせています。そのため美白作用は強力で、その美白効果の高さから「お肌の漂白剤」とも言われるほどです。

しかし前段でもお伝えした通り、メラノサイトの活動そのものはお肌の正常な働きであり、抑制させてしまうこと=細胞毒性とみなされることもあります。これが、ハイドロキノンに副作用があると言われる所以です。ハイドロキノンは効果が強いため、医療機関に相談したうえで、正しく処方してもらうことが大切です。

さて、そんなハイドロキノンをお肌に優しい形で変化させたのがアルブチンですが、この「少し変化させた状態」のことを「誘導体」と言います。そのため、アルブチンは「ハイドロキノン誘導体」と呼ばれることもあります。つまりアルブチンはハイドロキノンと構造がよく似ている、ということが言いたいわけですね。

ハイドロキノンは効果が強いけれど副作用が少し怖い、医療機関に行く時間がないと言う方は、安全性の高いアルブチンからお試しいただくこともおすすめです。
安全性の高いアルブチンですが、人によってはアルブチンでも違和感や炎症を感じることがあります。心配な方はパッチテストを行うなどしたうえで、問題がある場合にはすぐに皮膚科やクリニックに相談しましょう。

アルブチンはどうやって取り入れるのが効果的?服用・塗布など使用方法を解説!

アルブチン配合の基礎化粧品を使う女性のイメージ
アルブチン配合の基礎化粧品を使う女性のイメージ

アルブチンはポリフェノールの一種です。ポリフェノールとは何かというと、植物に含まれる有用な成分のこと。例えばベリー類やナスの鮮やかな色はアントシアニンというポリフェノールによって生み出されています。柿やワインにはタンニンという渋み成分、緑茶やウーロン茶にはカテキンという抗菌作用のあるポリフェノールが含まれています。大豆に含まれるイソフラボンもポリフェノールの一種です

このようなポリフェノールはビタミンやミネラルなどの栄養成分とは異なるものと捉えられていますが、抗酸化作用(人体に有害な活性酸素を無害化すること)など有害な物質を無害に変える働きがあり、人が健康に生きていくうえで重要な役割を果たしていると考えられています。

アルブチンもまたポリフェノールの一種であることを考えると、モモ、ナシ、マッシュルームなどの食物から取り入れることが有効です。また、サプリメントなどの内服でも効果が認められますし、お肌に直接塗布することでも効果が期待できます。

お肌に効率的にアルブチンを取り入れたい!と言う方は、サプリメントやスキンケア化粧品など、身近で手に入る商品から試してみることをおすすめします。

アルブチン配合化粧品の選び方

アルブチン配合の化粧品を選ぶ際には、濃度や種類、配合されている他の成分などを考慮することをおすすめします。

まず種類としては、以下の2種類がありますから、どちらかお好みのほうを選びましょう。

① 厚生労働省から医薬部外品の有効成分として承認されている、安全でコストパフォーマンスの良い「β型」のアルブチン

② β型の10倍とも言われる高い美白効果が認められる、希少な「α型」のアルブチン

また濃度については、成分表を確認したうえで、なるべく最初のほうに「アルブチン」と表記されているものを選ぶとよいでしょう。(※成分表では、配合割合の多い成分から順番に表記されています。)
αやβなどの記載がない場合は、β型のアルブチンであることが一般的です。

他に配合されている成分としては、プラセンタエキスビタミンCなど、保湿や美白に特化した成分が配合されているものを選びましょう。アプローチ方法の異なる美白成分を複数取り入れることで、より高い美白効果が期待できます。また、うるおいをキープすることで、ターンオーバーを正常化へと導きます。

αアルブチン高配合!プラセンタエキスやフラーレンもたっぷり入ったオールインワン美容液

COCOROオールインワン(旧名称:COCORO化粧美容乳液)は、βアルブチンの10倍以上の効果があるとも言われるα型のアルブチンを配合しています。しかも成分表で8番目と高配合。アルブチンが気になる!試してみたい!と言う方には自信を持っておすすめできる基礎化粧品です。

そのほかにも馬プラセンタエキスフラーレン幹細胞エキスがたっぷりと配合されたこだわりの基礎化粧品です。しかも、毎日のお手入れに嬉しいオールインワンタイプ。

エイジングケア保湿美白が気になる女性におすすめのオールインワンです。
女性だけでなくメンズコスメとしてもおすすめしています。

まとめ:αアルブチンをスキンケアに取り入れてみては

いかがでしたでしょうか。アルブチン安全性が高く、スキンケアに有効な成分であることがおわかりいただけたかと思います。毎日のスキンケアに美白成分として「すぐにでも取り入れたい!」と思っていただけたら幸いです。

当店のアルブチンはこだわりのα型。エイジングケアや美白を気にする皆様に、しっかりとご納得いただける成分を取り入れています。香りやテクスチャー、ボトルやカラーも、毎日のお手入れが楽しみになるような丁寧な仕上がりを心がけております。ぜひ、お客様ご自身の手で、製品の効果をお試しくださいね。

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