五感で味わう減塩レシピ♪長崎名物 レモンステーキ
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る
“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピを、料理研究家 宮成なみ先生がご紹介。
今月のレシピテーマは「減塩」です。
五感で味わう減塩レシピ♪長崎名物 レモンステーキ
調理時間の目安
15分
材料/1人分
・牛肉 100g
・レモン 1切れ
・おろしニンニク 少々
・玉ねぎ 少々
・醤油 小さじ2
・みりん 小さじ2
・レモン汁 小さじ2
・塩、黒胡椒 少々
作り方
①醤油、みりん、レモン汁、おろしニンニクを混ぜてタレを作る。玉ねぎは薄切り、レモンは輪切りにする。
※めんつゆ・レモン汁・おろしニンニクを合わせたタレもオススメです。
②熱々に温めた鉄板にバターを入れ牛肉を敷き詰める。牛肉の淵に火が通り白くなってきたらタレを回しかける。
③牛肉に火が通る直前で玉ねぎレモンを飾り、お好みで塩と黒胡椒をかける。熱々の鉄板で好みの加減に火を通したら完成。
※牛肉を食べた後のタレにご飯を入れてレモンバターライスにするのが長崎流です♪
ポイント
バラ肉や焼肉用の牛肉でも◎
レモンステーキのおはなし
今回は、私が長崎で虜になったレモンステーキを、ご家庭でも簡単に。長崎で貿易が始まった頃、当時の日本人がステーキという異国の料理を食べたところ、牛肉のボリュームが口に合わず、美味しく食べられないものかと考案されたのが、分厚い牛肉の代わりに薄いすき焼き肉を使ったステーキでした。
減塩のポイントは「香りを活かす」や「酸味を活かす」と言われます。
レモンの酸味とニンニクの香り、バターの旨味で、さっぱりヘルシーにいただけますよ。
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プロフィール
料理研究家 宮成なみ 先生
楽しい食卓株式会社 代表
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16歳で現代の医学で治すことのできない難病を発症し、社会復帰断念を宣告される。
唯一、進行を遅らせる方法が『食餌療法』だという医師の言葉に食の可能性にかけ、7年半の闘病生活の末、見事社会復帰を果たす。
金なし、コネなし、資格なしの中、「食べものは明日の未来を創るもの。すべてはおいしいの笑顔のために」をモットーに27歳で料理研究家となる。
現在は、食品開発アドバイザーや、食育講演会、メディア出演など行っている。
▼宮成なみ先生のホームページ
料理研究家 宮成なみ公式サイト