焼き鯖と枝豆の炊き込みご飯
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る
“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピを、料理研究家 宮成なみ先生がご紹介。
今月のレシピテーマは「免疫ケア」です。
焼き鯖と枝豆の炊き込みご飯
調理時間の目安
20分
材料/お茶碗4膳分
・鯖(塩鯖ではなく塩なしの鯖)半身1枚
・枝豆1/2カップ(冷凍枝豆でも良い)
・米2合
・醤油大さじ2
・本みりん大さじ2
・水300cc
・生姜ひとかけ
・ネギ少々
・あればカボスお好みで
※塩鯖を使う場合は醤油大さじ2→小さじ1+酒大さじ1に変更してください
作り方
① 鯖は流水でさっと洗って表面の汚れやぬめりをとる。魚焼きグリルで焼き、皿またはバットの上に乗せて骨を取る。
※身がボロボロになっても薬味で隠れてしまうし、混ぜてほぐすので気にしなくて大丈夫です。
② 研いだ米に水、醤油、みりんを入れる(水加減が炊飯器の2合のメモリのところになっていればOK!)鯖、枝豆を米の上に乗せて炊飯する。※ポイントはかき混ぜないこと!
③ 生姜は細い千切りにし、ネギは小口切りにする。炊き上がったら、生姜とネギを加えてしゃもじで切るように混ぜる。お好みでカボスを絞ってできあがり。
ポイント
鯖を焼くことと、たっぷりの生姜で、臭みを取り除きます。
夏と免疫のおはなし
生姜に含まれるショウガオールとジンゲロールとジンゲロンという成分が体を温めると言われており、「ショウガ・ジンジャー」の語源にもなっています。
夏の陽射しが強くなり、残暑が残る秋口まで新生姜が旬を迎えて並びます。
体温があがると免疫力が上がります。夏の疲れで体力や免疫が落ちる時期。そして今からくる冬の寒さに備え始める時期。
このレシピで、新生姜を美味しくたっぷり摂ってくださいね。
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プロフィール
料理研究家 宮成なみ 先生
楽しい食卓株式会社 代表
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16歳で現代の医学で治すことのできない難病を発症し、社会復帰断念を宣告される。
唯一、進行を遅らせる方法が『食餌療法』だという医師の言葉に食の可能性にかけ、7年半の闘病生活の末、見事社会復帰を果たす。
金なし、コネなし、資格なしの中、「食べものは明日の未来を創るもの。すべてはおいしいの笑顔のために」をモットーに27歳で料理研究家となる。
現在は、食品開発アドバイザーや、食育講演会、メディア出演など行っている。
▼宮成なみ先生のホームページ
料理研究家 宮成なみ公式サイト