ビタミン補給で潤いUP!カブとりんごの混ぜるだけサラダ
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る
“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピを、料理研究家 宮成なみ先生がご紹介。
今月のレシピテーマは「体の乾燥」です。
カブとりんごの混ぜるだけサラダ
調理時間の目安
10分 ※寝かせる時間を除く
材料(2人分)
・かぶ 小3本
・りんご 1個
・オリーブオイル 大さじ2
・レモン汁(またはリンゴ酢) 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・にんにくすりおろし(またはガーリックパウダー) 少々
・黒胡椒 少々
・パセリ 少々(乾燥パセリでOK)
作り方
① カブは皮をむき、1㎝幅のくし切りにする。リンゴは8等分に切り、薄切りにする。
② 材料をビニール袋に入れて、空気を入れてよく振る。空気を抜いてビニール袋の口を縛り、1時間~2時間ほど置く。(調味料がなじんでしんなりしたらOK)
③ 味見して、塩やレモン汁、にんにくパウダーなどで味を調える。皿に盛り、黒胡椒とパセリを散らしてできあがり。
ポイント
甘味が足りないときは、オレンジやミカンを少し加えると味が引き立ちますよ。
白い野菜のおはなし
「カブ、大根、白菜、リンゴ。半分に割ったら、雪のように白い野菜は、色白美人を作るとよ。」
寒い季節になると、毎日のように台所で母がそう教えてくれました。
カブを始めとする冬に旬を迎える「白い野菜」は、ビタミンCが豊富です。
たんぱく質は肌や髪の原材料になるので、乾燥肌には欠かせないと言われます。
けれども、材料だけで家を建てることができないように、たんぱく質という材料だけでは、艶やかな肌を作ることができません。
たんぱく質という材料を使って、「美しい肌」という「家」を建築する名大工さんが必要不可欠なのです。
その名大工さんにあたるのが、野菜・果物に含まれるビタミン・ミネラルです。
お肉(たんぱく質)を摂ったら、野菜・果物(ビタミン・ミネラル)も、しっかり摂りましょう。
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プロフィール
料理研究家 宮成なみ 先生
楽しい食卓株式会社 代表
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16歳で現代の医学で治すことのできない難病を発症し、社会復帰断念を宣告される。
唯一、進行を遅らせる方法が『食餌療法』だという医師の言葉に食の可能性にかけ、7年半の闘病生活の末、見事社会復帰を果たす。
金なし、コネなし、資格なしの中、「食べものは明日の未来を創るもの。すべてはおいしいの笑顔のために」をモットーに27歳で料理研究家となる。
現在は、食品開発アドバイザーや、食育講演会、メディア出演など行っている。
▼宮成なみ先生のホームページ
料理研究家 宮成なみ公式サイト