腸活に嬉しい♪大人の酒粕レーズン
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「腸活」です。 調理時間の目安:5分
材料
酒粕 | 100g |
オイルなしレーズン | 大さじ1 |
はちみつ | 大さじ1 |
バケット(またはクラッカー) | 適量 |
※酒粕は柔らかいクリーム状のものがおすすめです。板状の固いものの場合は、水またはを加えて揉み、レンジで30秒ほど温めて混ぜるを繰り返し、クリーム状(柔らかいクリームチーズくらいの固さ)になったら、日本酒小さじ1程度加えてください。
※日本酒が強いので、お酒が弱い方は酔ってしまうかもしれません。
作りかた
- クリームチーズくらいの固さの酒粕にレーズンとはちみつを(あれば、お好みの日本酒も)入れて混ぜる。一晩おいて、酒粕レーズンのできあがり。
(3日目くらいがレーズンがアルコールを吸い、レーズンの香りが酒粕に移り、相まっておいしくなります。) - バケットを厚さ1㎝ほどに薄切りし、トースターで焼く。(クラッカーで代用してもOKです。)バケットに塗ってできあがり。
アレンジするときは、酒粕クリームチーズを塗り、お好みで粉チーズ、ナッツ、生ハム、いちご、ベビーリーフなどを乗せ、お皿に飾ってください。
ポイント
【おつまみの具アレンジ】そのまま食べてもおいしい酒粕レーズンですが、トッピングするには、粉チーズ、ナッツ、生ハム、いちご、オレンジ、ベビーリーフなど乗せても合います。
宮成先生のお料理コラム
「飲む点滴」は腸活の代表選手
子供のころは少し苦手だった酒粕特有のお酒の香りも、今やごちそうで酒粕にハマっています。よくお婆ちゃんが酒粕を使って甘酒や鶏肉の粕漬け、鮭の入ったかす汁など、作ってくれていて思い出の味です。
そんな酒粕を使ったおやつ・おつまみといえば、酒粕レーズンがおすすめです。レーズンとお酒の相性は抜群で、まさに大人の味わい深いおやつです。もちろん、肴としてもぴったり。
酒粕や甘酒は、飲む点滴ともいわれ、腸活の代表選手。特に麹でつくる甘酒は、60度で一晩保温する必要がありますが、酒粕の香りが嫌いでなければ、酒粕なら混ぜるだけですぐに使えるのが便利です。
腸活におすすめな酒粕の摂取量は約50gといわれています。酒粕レーズンなら、ペロリと食べられる量で、手軽に摂れます。また、非加熱で食べられるのもいいところ。腸活は長く続けられることがポイントです。
手軽に食べられる大人のおやつ酒粕。ぜひ作ってみてください。