更年期の良質な睡眠に。簡単ジーロー飯
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「更年期の良質な睡眠」です。 調理時間の目安:15分
材料/2人分
鶏もも肉 | 1枚 |
玉ねぎ | 1個 |
生姜・にんにく みじん切り | 各小さじ1 |
卵 | 2個 |
ごま油・砂糖・醤油・オイスターソース | 各大さじ1 |
紹興酒 | 大さじ2 |
五香粉 | 10振り |
ネギまたはパクチー | お好みで |
作りかた
- 半熟ゆで卵をつくる。沸騰したお湯に卵をそーっと入れて6分ゆでる。冷水でしっかり冷ます。
- 卵をゆでている間に、下ごしらえをする。
玉ねぎは1センチ角の粗いみじん切りにする。鶏もも肉は1〜2㎝角に切る。(多少大きさにばらつきがあっても煮えるので大丈夫!小さめに切ったほうが食べやすいです) - フライパンにごま油、にんにく・生姜のみじん切り、玉ねぎを入れてから中火にかけ、しんなりするまで炒める。にんにく・生姜の良い香りがしてきたら鶏もも肉を入れて炒める。鶏もも肉の表面が白っぽくなってきたら、砂糖を入れて5分程度炒める。
- 鶏もも肉に砂糖が染みたら、醤油、オイスターソース、紹興酒、五香粉を入れて炒めながら煮込む。汁気が少なくなってとろみがついたらできあがり。
皿にご飯を盛り、煮込んだ鶏もも肉をタレと一緒にかけて半熟ゆで卵を添える。お好みでネギまたはパクチーをちらしてめしあがれ。
ポイント
五香粉と紹興酒は気軽に台湾料理が作れる魔法のパスポート!
入れるだけで本格的な味になるので、ぜひ手に入れてみてください。
もちろん紹興酒は、中華系の晩ごはんの時に飲んでもいいですよ!
宮成先生のお料理コラム
台湾気分のジーロー飯は、女性ホルモンにもオススメ
外食でメニューにルーロー飯があったら必ず注文するほど大好きなのですが、家で作るとなるとちょっと面倒。だけど台湾のローカルメニューのジーロー飯は豚肉を鶏肉に変えただけのものなので、下ごしらえいらず、ゆでこぼしいらず、煮込み時間いらずで思い立ったらパパッと15分くらいでできてしまうお手軽メニューなのです。しかもなんだか手の込んだ感じがする高見えレシピ!
更年期を迎えると、女性ホルモンが減少して良質な睡眠がとれにくくなります。そこで注目したいのが、ホルモンの原材料となる良質な脂質。そしてタンパク質です。鶏肉や卵には良質な脂質・タンパク質が豊富です。
また五香粉には、体を温めてくれるシナモン、抗酸化作用・美肌に嬉しいクローブ、香り付けや臭み消し・強壮作用・消化促進作用・新陳代謝のアップなどに良いとされるスパイスがブレンドされています。しかも、唐揚げやチャーハン、麻婆豆腐などに隠し味で少し入れると本格的な味になる優れ物です。
ジーロー飯はまとめて作って冷凍ストックもできるので、ぜひ作ってみてください。