春の味を満喫!菜の花の天ぷら
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今月のレシピテーマは「栄養」です。
調理時間の目安:10分
材料/2人分
菜の花 | 2~3本 |
片栗粉・小麦粉・水 | 各大さじ2 |
塩またはめんつゆ | お好みで |
作りかた
- 菜の花は3cm幅に切る。ビニール袋に片栗粉、小麦粉、菜の花を入れて振り、粉をまぶす。
- 菜の花に粉がついたらバットに取り出し、残りの粉をボウルに入れて水で溶いて衣を作る。
- 油を190〜200度に熱し(箸先に衣をつけて1滴落としてすぐじゅわっと浮いてくるくらい)、粉をまぶした菜の花を衣にくぐらせて油で揚げる。浮いてきてカリカリになったら網を置いたバットに取る。塩を添えてできあがり。熱々サクサクのうちに塩をつけてたべる。
ポイント
片栗粉と小麦粉を半々にすることで天ぷら粉の代わりになります。先に粉をまぶすのは油の中で衣が剥がれにくくするためです。
宮成先生のお料理コラム
菜の花のおはなし
春の芽吹きの山菜、野菜が店頭に並ぶ時期がやってきました。
菜の花はおひたし、胡麻和え、芥子和えのほかにも天ぷらにすると、春の山菜独特の苦味が甘みに変わって美味しく食べられます。
春の芽吹きの野菜は体の目覚まし時計と呼ばれ、小さな蕾に栄養素がギュッと詰まっていると言われています。
また、菜の花は油との相性がよく、にんにく、唐辛子、オリーブオイルで炒めて食べるのも美味しいです。
色んなバリエーションで芽吹きの野菜を楽しんでみてください。