体を温めて喉のケアを。ネギと生姜の大根スープ
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「喉のケア」です。
調理時間の目安：10分
材料／1～2回分
| 生姜 | 1/2かけ（すりおろしで小さじ1） |
| ネギ | 1/4本（カットネギで大さじ1） |
| 大根 | 輪切り1cm（大根おろしで大さじ2） |
| 卵 | 1個 |
| 水 | 400cc |
| 出汁醤油（白だしでも可） | 大さじ1 |
| 葛粉（無ければ片栗粉でも可） | 小さじ1 |
作りかた
- 大根、生姜は細い千切り（または大根おろし、おろし生姜）にする。ネギは小口切りにする。卵を溶き、溶き卵にする。
- 鍋に水、大根、生姜入れて火にかける。葛粉小さじ１を大さじ１の水で溶く。沸騰したら白だしを加えて水溶き葛粉を回し入れてとろみをつける。
- 溶き卵を回し入れ、ネギを加えてできあがり。お好みであれば梅干しを添えてください。
ポイント
沸騰したおつゆに水溶き葛粉を加えるとき、下に溜まっていたらかき混ぜて溶かしてから鍋に加えてください。
宮成先生のお料理コラム
葛粉のとろみでポカポカに
トロトロのとろみがついたスープは体が芯から温まるので、冬の定番メニューです。片栗粉でもよいのですが、風邪を引いた時に飲む葛湯や葛根湯の成分の一つでもある「葛粉」を使うとポカポカ効果がより高まります。葛粉の使い方は片栗粉と同じで、スーパーの同じ棚で売っています。
大根と生姜と梅干しが入った卵スープは私が体調を壊すと祖母が作ってくれていたスープです。喉が痛くても食べれて、「喉に良かもんたくさん入っとるけんね」と出してくれました。味付けはシンプルに塩味でしたが、簡単に作れるように白だしのレシピにしています。
疲れた胃にも、身も心もホッとするレシピです。
