瞳の潤いケアに。クリームチーズとカボチャのサラダ

ココロとカラダに、笑顔をプラス。

料理研究家宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。

この記事を書いた人

料理研究家宮成なみ先生
＊楽しい食卓株式会社代表

16歳で現代の医学で治すことのできない難病を発症し、社会復帰断念を宣告される。
唯一、進行を遅らせる方法が『食餌療法』だという医師の言葉に食の可能性にかけ、7年半の闘病生活の末、見事社会復帰を果たす。

金なし、コネなし、資格なしの中、「食べものは明日の未来を創るもの。すべてはおいしいの笑顔のために」をモットーに27歳で料理研究家となる。
現在は、食品開発アドバイザーや、食育講演会、メディア出演など行っている。

今回のレシピテーマは、目・肌・髪などの「乾燥ケア」です。
調理時間の目安：10分　

材料／4人分（作り置き可能）

塩	少々（岩塩ミルで5～6ガリガリ）
クラッカー	好きなだけ

※オニオン風味のクラッカーとの組み合わせると、ワインが進むおつまみになります。

カボチャはひと口大に切る。耐熱容器にカボチャを入れ、大さじ2の水を回しかける。レンジ600Wで7分加熱する。
カボチャに塩を振り、スプーンの背で軽く潰す。
粗熱が取れたら（生温かいくらいが目安。熱々のまま混ぜるとチーズが溶けてしまいます）クリームチーズを加え切るように混ぜる。
皿に盛り、黒胡椒（あればピンクペッパー）を振り、クラッカーを添えてできあがり。クラッカーに乗せて食べる。
クリームチーズの塊がところどころ、ちょっと残っているくらいが美味しいです。

カボチャをレンジで加熱するときに水を入れ、加熱時間を長めに取ることで、蒸しカボチャのような甘味とホクホク感が出ます。

カボチャは肌、髪、目などの乾燥を防ぐカロテン（ビタミンA）が豊富です。乾燥しやすい冬の時期、潤んだ瞳や艶髪をつくるのに欠かせない栄養素。
このカロテンは油や脂質の多い素材と一緒に摂ることで吸収率がアップするうえに美味しくなります。

カボチャとクリームチーズのサラダは相性抜群の組み合わせ。簡単なのにデリサラダのようなご馳走感のあるサラダです。