生理前を健やかに。大根とカボスのかしわ汁
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今月のレシピテーマは「PMSの美肌ケア」です。
調理時間の目安:18分
材料/2~3人分
だしパック | 1袋 |
水 | 600㏄ |
味噌 | 大さじ1(種類によって塩分が違うので量は調整しください) |
鶏もも肉 | 1/2枚 |
薄揚げ | 2枚 |
かぼす(柚子でも可) | 1個 |
長ネギ | 1/2本 |
大根 | 輪切り4㎝ |
お好みで唐辛子 |
作りかた
- 大根は皮を剥いていちょう切りにする。油揚げは縦半分にし、細切りにする。長ネギは斜め薄切りにする。鶏もも肉は2㎝角に細切れにする。カボスはできるだけ薄い輪切りにする。
- 鍋に水、だしパック、大根、油揚げ、長ネギの白い部分、鶏もも肉を入れ、中火にかける。ふつふつと沸騰してきたら弱火にして10分煮る。
- 大根が煮えたらだしパックをとりだし、味噌を溶く。器に盛り、カボスの端っこをキュッと絞って果汁を入れる。カボスを浮かべてネギを添えてできあがり。
ポイント
だしパック、鶏肉、油揚げの3つの旨味を重ねることで、旨味の深いおつゆになり、最後に絞ったカボスでさっぱり・スッキリした味わいに。
鶏肉を水から煮ることで、つゆに良い出汁が出ます。
宮成先生のお料理コラム
PMSに最適なレシピ
生理前の便秘がちな肌荒れ時期にお勧めのレシピです。
たっぷりの根菜と鶏肉、発酵食品の味噌、そしてビタミンC補給のカボス。濃厚に出汁を効かせることで少ない味噌でも美味しく仕上がることから、塩分控えめになるので、生理前のむくみやすい時期でも安心していただくことができます。
芯から体も温まって満腹感と満足感もあることから、生理前の食欲が暴走しがちなときにぴったり。生理前から終わるころまでよく作る宮成家の定番スープです。