自律神経を整える-カリフラワーとチキンのオーブン焼き
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「自律神経ケア」です。 調理時間の目安:30分
材料/2人分
カリフラワー | 1/4株 |
鶏もも肉 | 1枚 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
粉チーズ | 大さじ2 |
塩コショウ | 少々 |
冷凍枝豆(もしあれば) | 少々 |
★豆乳ホワイトソース | |
無調整豆乳 | 300㏄ |
オリーブオイル | 小さじ1 |
小麦粉、バター | 各大さじ1 |
玉ねぎ(小さめのもの) | 1個 |
塩 | 小さじ1/2 |
コショウ | 少々 |
※今回は紫カリフラワーを使用しています。
※このレシピの主役はカリカリじゅわんと、旨み・甘みを含んだカリフラワーです。
作りかた
- 鶏もも肉は厚さを均等にして六等分にする。カリフラワーは小房に分ける。
- クッキングシートに鶏もも肉とカリフラワーを並べ、全体に軽く塩コショウを振る。全体にまんべんなくオリーブオイルをかけ、同様に粉チーズもまんべんなく振りかける。
170度に温めたオーブンで25分焼く。
※オーブン焼きの状態で食べてもおいしいです。粉チーズにも塩分があるので塩コショウは軽めにした方が美味しいです。 - チキンとカリフラワーを焼いている間に、豆乳ホワイトソースを作る。
玉ねぎを粗みじん(または薄切り)にし、鍋に玉ねぎとオリーブオイルを入れて中火で炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、塩、小麦粉を入れて炒め、粉っぽさがなくなったら豆乳を入れる。 - 豆乳を入れたらかき混ぜながら弱火で加熱し、とろみがつくのを待つ。
とろみがついたら火を止め、バター大さじ1を入れて味見をし、塩コショウで味を調え出来上がり。
チキンとカリフラワーのオーブン焼きに、ホワイトソースを添えて召し上がれ。
ポイント
豆乳は沸騰させると分離するので、弱火で加熱しましょう。
玉ねぎに小麦粉をまとわせてから混ぜながら加熱する方法で作れば、豆乳で作ったとは思えないまろやかなホワイトソースになります。グラタンにドリアに使い方は無限大!
宮成先生のお料理コラム
紫カリフラワーのチカラ
今回は紫カリフラワーを使いました。一般的な白いカリフラワーと比べ、紫カリフラワーには、強力な抗酸化作用を持つアントシアニンが多く含まれており、美容ケアにおすすめ!また、血管を保護して、急激な血管の収縮や膨張を緩和してくれると言われており、自律神経を整えたい方におすすめです。見た目も華やか♪
カリフラワーの一番おいしい食べ方は、オリーブオイルと粉チーズをたっぷりかけて焼くことだと思っています。カリカリじゅわんと、カリフラワーの旨味と甘みが最大限に引き出されて美味しいのです。
ご存じ豆乳には、女性ホルモンに似た働きのあるイソフラボンがたっぷり!エストロゲン低下に伴う更年期の不調をケアしてくれる嬉しい味方です。
カラフルで春っぽいこのメニューは、おもてなしにもピッタリ!ぜひ作ってみてください。