温活に。とろける油揚げの白胡麻豆乳鍋
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「温活」です。 調理時間の目安:20分
材料/2人分
豆腐 | 1丁 |
油揚げ | 1袋 |
鶏もも肉 | 1枚 |
白菜、小松菜、長ネギ、しめじなどお好みの野菜 | 適宜 |
水 | 250cc |
豆乳 | 200cc |
出汁パック | 1袋 |
すりごま白 | 小さじ1 |
ごま油 | 小さじ1 |
重曹 | 小さじ1/2 |
にんにく | 2かけ~好みの量 |
白だし※ | 大さじ3 |
※白だしの代わりに出汁パック1+薄口醤油・本みりん各大さじ2でも可です。
作りかた
- 鍋の具の野菜を切る。しめじは石突をとってほぐし、白菜、小松菜は食べやすい大きさに切る。油揚げは半分に切る。
野菜と油揚げ半分は皿に盛っておく。豆腐は8等分にする。にんにくは薄切りにする。鶏肉は一口大に切る。 - 鍋にごま油とにんにくを入れて中火にかける。
にんにくがきつね色になったら、水、出汁パックを入れて沸騰したら鶏肉を入れて中火〜弱火で5分煮る。 - 沸騰したら出汁パックを取り除き、重曹、豆腐、油揚げを半分を入れて弱火にし、蓋をして5分煮る。
- 白だし、豆乳、すりごまを入れて食卓コンロにに出し、皿に盛った野菜を添える。まずはとろける油揚げや豆腐を堪能し、野菜や残りの油揚げを加えて召し上がれ。
※〆は、米とチーズを加えてリゾット風がおすすめです!
ポイント
重曹を入れることで、豆腐がとろけて油揚げが湯葉のようになります。後入れの豆乳で濃厚な豆乳鍋スープになります。油揚げは一袋では足りないかも。
宮成先生のお料理コラム
にんにくパワーで温活
冬になると我が家では頻繁に鍋をするのですが、子どもの頃から父が作る鍋には「これ食べたは風邪ひかん!」と言いながら、いつも大量のにんにくが入っていました。
温活というと、生姜のイメージがありますが、実はにんにくは滋養強壮だけでなく、殺菌作用はもちろんのとこ、血行促進や冷え性改善などの効果もあるそうです。食べれば体の芯からポカポカに。
豆乳のまろやかさがたまらなく、濃厚なのに軽くてクリーミーな味わいは風邪をひいたときでも食べられるおいしさです。
〆につくる雑炊はチーズを入れてリゾット風にしたり、コチュジャンを少しい入れて中華麺で坦々麺風にしたり、ぜひ作ってみてくださいね。