PMSの筋肉痛ケアに。アサリとパセリのリゾット
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「PMSの筋肉痛ケア」です。 調理時間の目安:8分
材料/1人分
オートミール | 30g |
殻付きアサリ(冷凍)※ | 10個程度 |
水 | 150cc |
日本酒または白ワイン | 大さじ2 |
パセリのジェノベーゼ | 小さじ1~2 |
粉チーズ・くるみ(トッピング用) | あれば |
■パセリのジェノベーゼ/ | 作りやすい分量 |
くるみ | 40g(1/2カップ) |
パセリ | 80g(1束) |
オイル(菜種油・大白ごま油など) | 160g |
にんにく | 3かけ |
粉チーズ | 大さじ1 |
※アサリはむき身・シーフドミックスの場合1/2カップで代用可
※生の殻付きアサリの場合は、砂抜きをしておくこと
作りかた
- パセリのジェノベーゼソースを作る。
ミキサーまたはフードプロセッサーにくるみ、パセリ、オイル、にんにく、粉チーズを入れて撹拌する。(ミキサーやフードプロセッサーがない場合は、全てを細かいみじん切りにしてオイルに混ぜる。)
空瓶または、空容器に詰めて冷蔵庫で保存する。 - リゾットを作る。
小鍋にアサリと日本中を入れて中火で酒蒸しにする。アサリの蓋が空いたら水、オートミールを入れて1分煮込む。 - 火を止め、ジェノベーゼソース小さじ1~2を入れてかき混ぜ、あれば刻んだくるみと粉チーズ(分量外)を少々飾ってできあがり。
ポイント
ジェノベーゼソースは、作り置きできるので、まとめて作って冷蔵庫に保存しておくと便利。
リゾットの他にも、バケットに塗ったり、パスタに絡めたり、焼いたお魚にかけたり、なんでも使えます。
宮成先生のお料理コラム
むくみを感じたら塩分コントロールを
生理痛の時に起こる筋肉痛の犯人は「むくみ」。生理になると、体重が1~2kg増えちゃう方も多いのでは?
座ってたらむくみが足に出て歩けなくなるし、横になると足に溜まった余計な水分が心臓に流れて息苦しくなったり、朝起きたら顔がパンパンになったりします。
むくみで足が張って歩きづらかったり、痛かったりするので、私は生理中できるだけ、塩分を摂りすぎないように気をつけています。
特に春になったら作るパセリのジェノベーゼは、風味とコクで美味しく食べられるので、体調の悪い時、飲みすぎてむくんでいる時などにも、ぜひ作ってほしい春のソースです。パセリは利尿作用が高く、カリウムが豊富ので、むくみ解消にピッタリの野菜です。
宮成ジェノベーゼには粉チーズの塩気くらいしか塩分は入ってないのですが、パセリの香り、ナッツのコク、ニンニクな風味などで美味しく食べられます。食べてみて最後にお好みで塩と胡椒を軽く振って調整できるのも、塩分コントロールできておすすめです!