艶髪に最適♪自家製レバーペースト
ココロとカラダに、笑顔をプラス。
料理研究家 宮成なみ先生が綴る“かんたん”料理帖 「あしたのレシピ」。
「誰でも、いつでも、簡単に。」をコンセプトに、旬の食材や季節ごとのメンテナンスに嬉しいレシピをご紹介します。
今回のレシピテーマは「ヘアケア」です。
調理時間の目安:2時間~半日※漬け込む時間含む
材料/作りやすい分量
鳥レバー | 200g |
にんじん | 200cc(1パック) |
ウイスキー | 大さじ1 |
ローリエ | 1枚 |
お好みのハーブミックス | 少々 |
塩 | 小さじ1/2 |
黒胡椒 | 少々 |
▼下ごしらえ用(ボウル3つ分) | |
水 | 500cc×3 |
塩 | 小さじ1×3 |
作りかた
- レバーとハツ(心臓)を切り離し、それぞれ横から切れ目を入れて真っ二つにする。
- 水500ccに塩小さじ1を溶かした下ごしらえ用の塩水を2つ作る。
1つ目の塩水のボウルの中でレバーを洗い血の塊を取る。洗ったレバーはもう1つのボウルに入れて20分おく。(時間があれば半日ほど浸けると尚良い)
塩水が濁ってくるので、気になるようなら途中で3つ目の下ごしらえ用の塩水を作り、塩水を取り替える。 - 厚手の鍋にローリエを入れて湯を沸かし、沸騰したら水気を切ったレバーとハツを入れて火を止める。蓋をして20分おく。ザルにとり、水気を切る。
- レバー・ハツ、牛乳、生クリーム、ウイスキー、お好みのハーブミックス、塩1/2、黒胡椒をいれフードプロセッサーで撹拌する。もったりしてなめらかになったらガラス容器に流し入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やしてできあがり。
ポイント
ポイントは下ごしらえ。レバーの臭みはレバーの中に残った血の臭みなので、塩水で洗い、塩水に浸けて血抜きをすることでレバーの臭みが取れます。
宮成先生のお料理コラム
艷やかな髪にはビオチン
艶やかな髪を作るのに必要なビオチンは、レバー、牛乳、あさり、ナッツ、豆類などに多く含まれていると言われています。
私はレバーペーストが大好きでよく作るのですが、おつまみにもなるし朝食のトーストやベーグルにもよく合います。
めんどくさく感じるレバーの下ごしらえも、横から薄くスライスすると血の塊が出てくるので、500ccに小さじ1の塩を溶かした塩水で数回洗えば臭みが取れます。
レバーペーストは作って冷凍保存もできますし、手順「3」のレバーに、新玉ねぎのスライスとポン酢をかけて食べても美味しいです。